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2008年07月17日

沖縄の人々に愛されつづける味。タンナファクルー。

お砂糖の国のお姫さま」の3枚目。かわいい円盤状のお菓子を紹介しましょう。
沖縄リピーターの方にも意外に知られていない?でも、実は沖縄には100年以上前から沖縄庶民のお菓子の代表です。那覇の丸玉製菓さんの「タンナファクルー」というお菓子です。沖縄の皆さんは、「ちんすこうやサーターアンダギーよりも、大好き!懐かしい味!」と言っていました。お年寄りから子どもまで、みんなに愛されているようです。

写真ではクッキー・ビスケット系のようにも見えますが、実はケーキ・カステラ系。小麦粉や卵、ふくらし粉に、黒糖を練り込んだ生地を焼いたもの。フワフワした手ざわり+しっとり&ちょっとモチっとした食感に微笑んでしまいます。なにより、沖縄の黒糖風味が滋味深い素朴な味わい。保存料もいっさい使用していないナチュラル派です。

「タンナファクルー」ってかわいい名まえですね。外国語のようです。でも、あえて漢字を当てはめると「玉那覇・黒」なのでしょうか?「玉那覇(たまなは)」(タンナファ)「黒」(クルー)、創業者のあだ名「色の黒い玉那覇さん」が由来だそうです。
お土産にも喜ばれますし、旅中の宿でのおやつにも最適かも!袋詰めで売られていて、ちょっと多いかな?と感じますが、あっという間になくなってしまうおいしさです。
ちなみに、カシカシスタッフのひとりが、東京のめいっ子(小学生)にお土産に買ってあげたら、大喜びでぱくぱくと食べていたそうです。

その創業者の味を受け継ぐのが丸玉製菓さん。まさに元祖。本家本元!沖縄代表のお菓子ながら一般的なおみやげ屋さんではあまり見かけません。ぜひ、丸玉製菓さんの直売店を訪ねてみましょう。

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有限会社 丸玉製菓 直売店
住所 那覇市牧志1-3-35 
電話 098-867-2567
営業時間などはお問い合わせください。
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→丸玉製菓さんへの行き方
国際通りの三越の近く。市場(アーケード)の入り口の場所に「沖映通り」のT字路があります。沖映通りは大きな通りですからすぐにわかります。丸玉製菓さんは沖映通りに面しています。
国際通りを背に、左側の歩道を進んでください。200メートルほど進んだ場所にあります。間口の小さなお店、入り口のドアもなく、歩道に面したテーブルの上で売られているスタイルも素朴です。通り過ぎてしまわないように注意しましょう。ちょうど通りが左にゆるやかにカーブする手前あたりです。
(モノレールの美栄橋駅から近く。駅を背に国際通りに向かって右側になります。)
沖縄の人々に愛されつづける味。タンナファクルー。


写真:タンナファクルー別カット。
Photo:Tsunetaka Shimabukuro



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