2008年07月25日

暑い沖縄ではこれだ!「ぜんざい」  その1

日本は、その土地の特有の文化があります。ちょっと移動しただけでも、コトバも食べ物も違うことも。
さて、「ぜんざいVSおしるこ論争」。甘味の世界でのご当地論争の代表でしょうか。東軍VS西軍の定番かも。基本的に、東日本の方は「ぜんざい」というコトバ自体になじみがない?
ちなみに、ワタクシは元カンサイ人なので「おぜんざい」は子どもの時からのお母さんの味です。

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さて、そんな論争を超越するのが、沖縄の「ぜんざい」。これまでも登場していますが、下の写真が、その正体です。沖縄の方にとっては、これが当然の「ぜんざい」。でも、県外の人には誤解されるので、「沖縄ぜんざい」「アイスぜんざい」などと表示されることがあります。専門店以外でも、食堂でもメニューにのっているお店も多いです。
とにかく、暑い国では、何よりのご馳走です!

な~んだ、かき氷じゃないか、とおっしゃるかもしれませんが、実は、県外ではなかなか見られない氷菓子なのです!

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1)まず、器に、豆を甘く煮て冷やしたものを盛ります。
ちなみに豆は一般的には金時豆です。小豆は見かけませんでした。アンコのように練らずに、おかずの煮豆のようなツブツブ状態です。「宇治金時」のように、豆(アンコ)を氷の上にトッピングするスタイルもあまりないそうです。(あくまで、カシカシスタッフ調査)

2)その上にかき氷をどっさり盛ってできあがり。基本形では、かき氷の上には何もかかっていないので、氷を崩しながら下の豆といっしょにいただきます。氷に練乳や黒糖の蜜をかけるパターンもあります。
※白玉が入ったお店もあるそうです。(カシカシスタッフ未調査)
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つまり、この「ぜんざい」の味は、豆の味付けと氷の食感で決まるのですね。撮影にご協力いただいたのが、那覇市の名店「千日」さん。「お砂糖の国のお姫さま」のオープニング。かわいい少女の風景はここで撮影しました。
さて、その味は?お店の雰囲気は?食べ方は?「その2」をお楽しみに。
8月12日その2を掲載しました
暑い沖縄ではこれだ!「ぜんざい」  その1


▲Photo:Tsunetaka Shimabukuro


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